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便利な部屋探しサイトの使い方

インターネットでの部屋探しが増えている

今ではパソコンだけでなくスマホやタブレットの普及率も上がり、インターネットは私達の生活に欠かせない存在となってきています。
そんな中、不動産の情報もネットを使って行う人が増えています。
調査実施が2011年と古いデータではありますが、リクルートによって行われた賃貸物件成約者約600人への部屋探しの情報源についての調査では、PCサイト利用が約70%、スマホ利用が約12%となっており、部屋探しの場面でもネットは欠かせない存在になっていると言えます。
しかし、実際にネットを使って部屋探しをしてみると、同じ間取り・費用・物件・部屋番号なのに掲載しているサイトは違う、ということがよく起こります。
このような場合、どこで申し込みをするのが良いのか、迷ってしまうことになります。

約2000万戸もの賃貸物件が日本にはあり、年間で引っ越しする人の数は500万人とも言われるほど、ビッグビジネスの1つとなっているのが不動産業界なのです。
だからこそ不動産会社がWEBでの集客を図るのは自然なことと言えるのですが、結果として賃貸情報を掲載するサイトが乱立してしまい、ユーザーはそれぞれのサイトにおけるメリットとデメリットが分かりにくくなっています。

部屋探しサイトの種類

そもそも、部屋探しサイトにはどのような種類があるのでしょうか。
大きく分けると、3種類に分けられます。
1つ目はいい部屋ネット、CHINTAIなどのような自社で取り扱っている物件情報を掲載しているサイト、2つ目はHOME’S、SUUMOなどのような各不動産会社が取り扱っている物件の情報を掲載しているポータルサイト、3つ目がgoo住宅・不動産、Yahoo!不動産などのような1つ目と2つ目のサイト情報を2次掲載しているサイトです。

1つ目のサイトでは自社の物件を掲載するだけですが、2つ目のサイトでは他社物件の紹介をしているサイトなので1つ目の際に掲載されていた情報が掲載されているということは、かなり高い確率でありえるわけです。
また、3つ目のサイトはこれら2つのサイトの情報を2次掲載しているため、どちらの情報も掲載されていることになります。
こういった仕組みになっていますので、賃貸情報を検索すると私たちには同じ物件が別のサイトにも掲載されているのを何度も見ることになるのです。
案件の情報自体は、実はどのサイトを選んでも同じです。
契約時のサービス、オプションの違いは、これとはまた別の話になってきます。

部屋探しサイトの選び方と使い方

いずれのサイトも、同じ物件が掲載されている場合に間取りや条件などで違いがなければ、各社ごとに提供しているサービスやキャンペーンなどでどこを利用するか決めることになります。
期間、会社によって内容が変動することが多いので、実際にはその時ごとに確認する必要がありますが、そのサイトから部屋を探して契約まで至ったユーザーにキャッシュバックする、プレゼントがもらえる、祝い金があるなど、内容も様々です。
特に引っ越しが多い4月前後のシーズンには、どこもキャンペーンをやっていることが多いので、特に気をつけて見るようにしましょう。

不動産の契約に関しては、色々な手続きがあり必要な書類なども多いので、どうしても最後には実店舗で対面しての契約になります。
1番良い使い方としては、希望に近い物件情報をインターネットで探して候補を絞り、店舗では実際に部屋を見る、まだネット公開していない情報を確認するなどして効率的に部屋探しをする手助けとして使うことではないでしょうか。
さらに、そのサイトを使うことで得をする場合は、有効活用することが大切です。
引っ越しでは何かとお金が必要なので、少しでも得して良い部屋を探し、新生活を素敵なものにしましょう。