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昔と今の地図を比較できるサイト

自分が暮らしているエリアはその昔どんな場所だった?

時系列で地形を閲覧できる「今昔マップ」は自分が暮らしている地域などその昔どんな地形だったのかを現代と昔で比較できるサービスです。
地形について深く知りたいと思う時には地形図が役立ちますが、今昔マップでは古い時代と現代を比較できるため、どんな変化があったのかよくわかります。

現在はこういう地名になっているけれど昔は○○村だったのだなと理解できたり、昔は区画そのものが違っていたんだなとエリアの変化を比べながら知る事ができます。
この今昔マップは国土地理院の作成した地形図をスキャンする事で作られているものです。

収録されていないエリアもありますが、収録されているエリアであれば閲覧したい地域を地図上でクリックすることで今と昔を簡単に比較する事ができます。
自分が暮らしてきたところや、今大都会となっている東京などが昔どういう地域でどんなイメージだったのか、地理や歴史の勉強にもつながるユニークなマップです。

収録は全国35地域

このマップに収録されているのは全国35地域、明治期以降の新旧の地図です。
これらの地図を切り替えつつ利用できるため、週力されているエリアであれば昔と現代の地形を深く理解できるでしょう。

例えば首都圏の皇居を見ると1896年から1909年の地図と現代の地図は大きく変わっていますし、新しく大学ができていたり別の施設となっていたり、かと思うと全く地域が変化していないところもあります。
今昔マップを見て何ができて何がなくなったのか、よくわかるのです。
特に東京や大阪では埋め立てられたエリアも多いので、昔は無かった陸地が埋め立てによって登場しているエリアもあります。

色別標高・陰影起伏図・傾斜量図を見ることもできる

現在住宅地となっているエリアも昔のマップを見ると畑や山が広がっているなどがわかりますが、そこにマップの色別標高高を重ねると標高が高かった場所や低かった場所がわかります。
そのほか陰影起伏図や傾斜量図なども見ることができ、エリアどのように変化したのかわかるのです。

どのような起伏がありどんな傾斜なのか、昔の地域の特徴をつかめます。
山や畑などがなくなり平坦になった街の様子など今と昔を比較しても楽しいでしょう。

年代を移動させてくると畑だった場所に住宅ができたり、大きな建物が建設されるなどその建物がどの年代に建てられたのか?それも理解できます。
そこにあった建物が解体されると、昔この場所は何だった?といわれてもわからないものです。
しかし今昔地図を見ると当時そこにあった建物などが出てくるので、そこに暮らしていた方などは懐かしく感じるでしょう。

仕事にももちろん活かすことができますが、生活の中に活かすこともできる地図です。
夏休みの宿題などにも活かせそうです。